Think too much

高3(Kai)と高1(Sora)父(じろう)と母(ふつこ)

セリフはニュアンスです。 英文はあっているのかどうか、わかりません。

無力

Soraが抱えていた事件が明るみになった切っ掛けを時々思い出す。

 

同級生の数人から「財布」って呼ばれているのが発覚した時Soraは

「いつもふざけてるような子達だからただの冗談だよ」って言った。

 

私は色んな気持ちで気持ち悪くて心の中でずっとげろ吐いてた。

 

小さい頃から好奇心旺盛で自分の興味が一番で

周りとよくトラブルもんだから

あっちからもこっちからも「お友達の事も考えて」と

「上手くやりなさい」って言われ続けたけど

「友達と仲良くしたい」から「友達に気を遣う」って

そういう事じゃないんだよ。

 

なんでもっとちゃんと「人の悪意」について話さなかったんだろう。

「ごめんねを真に受けるな」とか「すぐに許すな」とか

「人を傷つけて面白いは頭おかしい」とか

そもそも「友達は金もってこいって言わない」とか。

 

子どもに道徳を教える過程のどこで、どのタイミングで

「それは建前ですよ」って言うの?

 

「財布ってただのあだ名で悪い意味じゃないんだよ」って

Soraから聞いた時からずっとずっと泣いてた。

次から次に色んな事がわかっていって

悔しくて悔しくて悔しくて、悔しくてずっと眠れずに

ずっと泣き続けた原動力は怒りだったと思う。

 

まとめ

It's hard to get over the past.